#1140 ガードレールのない道を、MTで走るという、愉しみ方。

 川沿いとか、海沿いとか、景色を眺めながら、のんべんだらりと走るルートは好きです。ワインディングもですが。って、逆に嫌いなのは、片側2車線以上の道路、トラック街道、そして、高速道路。そう、高速道路。というか、高速道路は嫌いというよりは、ツマラナイ。
 最近、毎朝、川沿いの道を走っています。もちろん、クルマで。あ、川沿いにしても、海沿いにしても、好みは、ガードレールやらがない道。つまり、ステアリング操作を誤ると、簡単に落ちてしまう、そんな道。ガードレールがあると、あっただけで、そのパノラマは切断されてしまうもの。そう途切れるというよりは、まさに、ぶったぎられるといった感のある、切断。
 毎朝、クルマで走っている道は、ガードレールがなく、とても気に入っています。水の流れゆく道筋を整えられているとはいえ、草木が生える余地のある土手があり、道には人や自転車が行き交う道。対面通行は速度を落として、時に止まって道を譲ってとなりますが、そこに、譲り合いという対話性があったりして、ここを走っていると、心落ち着くといいましょうか、気分良くなる、そんな道です。
 って、また、能登でも走っているのか? と思われたかもしれませんが、これは、東京での話。まだ、あるんですな、こんな道が。
 そうそう、例の0.9L+5MTなクルマ、インプレは後日にまとめますが、その燃費、15kmを走行して、22.6km/L(写真)。燃費運転を心掛けつつ、でも、アクセルも踏みつつ、その上で、コースティングやら、シフトダウンやらを利用した、無駄のないドライビングをしてのこと。そう、MTの、自在に操れる感とは、シフトレバーを動かすこと"だけ"ではなく、こうした、先読みをしたコントロールができることにあるのです。そして、そこに楽しさがあるんです。

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