#1150 EVは今がオモシロイと思った、BMW i3 de 八ヶ岳(全て下道編)。

で、とりあえず八ヶ岳行きでルートをチェックしたら、意外に無料充電スポット(急速充電)があちこちにありまして、しかも、24h対応のところをいくつか発見。ただ、笹子トンネル(下道ね)越えが厳しいかなと思いつつも、まぁ、いざとなったらガソリンエンジンが充電してくれるからいいやとアタック。そうなんですね、この万が一という保険があるからこそ、遠出してみようと思えるもの。このレンジエクステンダーという存在は、対費用効果以上の心強さがあります。




充電の制限については、時間30分、もしくは80%充電がある一方で、制限のないところもあって、その辺りも事前に情報が欲しいなと思うことのひとつでした。で、意外に困ったのは充電待ち時間の使い方。そもそも、市役所やらでは、居場所がありません。ホールで涼んでいるったって、スタンドから離れないでくださいって書かれてあるから、離れられないし……。そう考えると、道の駅やらは、待ち時間を上手く利用できるあれこれがありますし、だからこそ立ち寄りやすさがあります。まぁ、30分もいれば、何かしら買っていますから、客寄せとしても有効だと思います(対費用効果は別にして)。いずれにしても、それぞれの立場から、ひとひねりが必要だと感じました。設置した後のあれこれを考えないと、ただのポーズ(無駄遣い)になってしまいます。

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i3のドライビングインプレッションについては、また後日まとめますが、やっぱりね、EVを、これまでのクルマに当てはめるのではなく、全く新しく、つまり再設計したというスタンスがとてもいいと思います。クルマの再定義ともいうか。つまり、そこに愉しさを感じます。たとえば、アクセルオフで強烈な回生ブレーキが掛かりますので、実はアクセルペダル操作だけで停まることができるなんて、一般のクルマからしたら、異なもの。
と、そんな再定義されたドライビングのあれこれに愉しさを見出し、そして、あれこれと不便だからこそ、不確かがあるからこそ、アドベンチャーという愉しさがこのI3にはあります。振り返ると、若かりし頃、原付きバイクで東京越えをするに、事前にルートをしっかりと覚え込み、ガソリン給油ポイントの目安をつけ、半ば冒険に出かけるかのように走ったことと、似ている何かを感じます。そういう観点から、EVは、不自由がある今だからおもしろさがある。そんなことを感じたのでした。